戸隠(長野) 砂鉢山(途中撤退)(1431.6m) 2018年6月10日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:33 龍虎隧道−−4:40 1190m鞍部(安堵が峠)−−5:15 1400.7m峰(霧見岳)−−5:47 砂鉢山−−6:16 1400.7m峰(霧見岳)−−6:39 1190m鞍部(安堵が峠)−−6:42 龍虎隧道

場所長野県長野市(旧戸隠村)
年月日2018年6月10日 日帰り
天候曇後霧
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場龍虎隧道南口前に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無藪と言うほどではないが体に触れる木の枝が登山道にはみ出している。落葉時期がお勧め
危険個所の有無急傾斜の鎖場あり
山頂の展望ガスのため不明
GPSトラックログ
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コメント東側の林道の龍虎隧道から往復。龍虎隧道の北側w00mくらいで土砂崩れのため林道は通行止めで、登山口に車で入るには南側からアプローチする必要あり。登山口は「紅葉の岩屋」の標識があるが砂鉢山の標識は1190m鞍部まで無し。1400.7m峰には霧見岳の標識あり。砂鉢山山頂には祠あり




龍虎トンネル入口が登山口 登山口駐車場
登山口に砂鉢山の標識は無く「紅葉の岩屋」 この標識は三差路
三差路を案内が無い北に向かう  1190m鞍部(安堵が峠)
安堵が峠の解説板 峠でやっと砂鉢山の案内が登場
先週の登山道のこと。あちらの登山口に欲しかった 砂鉢山ではなく霧見岳が代表?
ルート上には岩が目立つ ツツジがあちこちで咲いていた
1330m付近の鎖場。かなりの傾斜 1380m峰。標識の文字は消えている
1380m峰は北側が開ける 1400.7m峰(霧見岳)
1400.7m三角点 劣化した霧見岳山頂標識
1330m鞍部手前から北側を巻き始める 1330m鞍部東側は岩壁
13870m峰への登り この岩はまっすぐ登る
背の高いブナが登場すると砂鉢山は近い 砂鉢山山頂。ガスに覆われる
砂鉢山三角点と祠 1330m付近の鎖場を下る
1190m鞍部(安堵が峠) 1190m鞍部から北東側が開ける
ここには砂鉢山の案内が欲しいなぁ 登山口
龍虎隧道南口。100mくらい先で崖崩れ通行止め


・先週は尾倉沢沿いの登山道から登ろうとしたが、近年多発する集中豪雨の影響で登山道が崩壊し現在は通行止め状態で利用する人はいないのを知らなかった。途中で道を失って諦めたが、おそらく沢を横断する先に道を発見できても、この時期では藪が茂りだして毛虫やダニに取り付かれただろう。
・今回はまじめにネット検索を行い、現在の主要な登山ルートになっている霧見岳(1400.7m三角点峰)経由で登ることにした。正確な登山口は分からなかったが、荒倉キャンプ場から上部に続く林道のどこかにあるはずだ。問題は今でも林道が通可能かどうか。先週入った時には林道分岐には通行止め表示は無かったが。
・荒倉キャンプ場を通過して分岐点を今回は右へ。まだ舗装道路が続くが小さな落石が目立つようになりあまり利用されていない雰囲気が漂う。
・短いトンネル(龍虎随道)が登場すると入口左側に「紅葉の岩屋」の案内標識が登場するが砂鉢山の文字は無い。念のためトンネルを抜けて先の様子を探るとトンネルの先100mくらいで大規模な土砂崩れが林道を覆っていて通行不能。紅葉の岩屋から登ることにした。
・出だしは草っぽく大丈夫か?と思える状況だがそれは駐車場付近の日当たりのいい場所だけで、樹林帯に入ると歩きやすい道に変わる。
・すぐに分岐が登場、直進が「紅葉の岩屋」で来た方向は「龍虎随道」、そして案内標識が無い道が北へ上がっている。これが怪しいと判断し入ってみることにしたが、結果的にはこれが正解で1190m鞍部へと通じていた。この標識にはぜひ砂鉢山を追加して欲しい。
・1190m鞍部(安堵が峠)でやっと砂鉢山の案内が登場し、尾倉沢沿いの林道は通行止めと出ている。この案内は尾倉沢沿いの登山口にも必要だろう。ここは十字路になっていて東側は「竜光山」となっているがどのピークを指すのかは不明。
・登山道は尾根上を上がっていく。道は明瞭だが両側から木の枝のはみ出しが多く、毛虫やダニが付かないか心配になる。まだ早朝で気温が低いので長ズボンで歩けるのは助かる。
・戸隠の一角だけあって露岩が目立つようになるが、あからさまに危険な箇所は標高1330m付近の鎖がかかった急な登りのみ。特にここを下る際は出だしがやたらと急なので要注意。ただし木の根が多くホールド、スタンスには困らないので鎖を使う必要は無い。
・途中で木登り中の熊に遭遇。距離は2,30mほどであちらが先に気付いて木を下るガサガサという音で私が気付いた。大きさからして1,2歳の子供だろう。写真撮影する間もなく逃げられてしまって残念。今年初めて目撃できた熊だった。帰りにはカモシカに遭遇した。姿は見えなかったが鳴き声でカモシカと判明。
・三角点峰東側の1380m峰は北西側が少し開けて案内標識が立っていたが文字は消えて読めなかった。三角点と同じような大きさで大きく欠けた標石があったのでここが霧見岳かと思ったが、その後の地形から手前のピークと判明。名前があるのかは不明。
・次のピークが霧見岳(1400.7m三角点峰)だが、ここは樹林に覆われて展望皆無で三角点が無ければ山頂っぽくは無い。木製標柱の山頂標識があるが古びて周囲に同化して目立たない存在。
・この先がいよいよ露岩が目立つようになるが、ヤバいところは全て巻いてしまう。ただし巻道が結構な傾斜の斜面に付いていたりするので気が抜けない。
・途中で前岳なる案内標識があるが、おそらく1365m峰を指すと思われる。そこまで足を伸ばさなかった。
・さらに進んで植生がこれまでと変わって背の高いブナが目立つようになると砂鉢山山頂は近い。いつの間にかガスの層に突入。今日は天気は下り坂で午後から雨の予報だった。
・平坦地に出ると砂鉢山山頂。山頂標識と祠あり。頭上は開けているが周囲は樹林でたぶん展望は良くないと思われる。西に登山道が伸びているはずだが草が目立ってあまりはっきりしなかった。やはり冬枯れの時期がいいだろう。
・帰りは往路を戻る。ガスの高さが低くなっていたが雨には降られずに済んだ。帰りには熊の気配は無かった。

 

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